賛否両論、スウェーデン。
新型コロナウイルスへの「ロックダウンという愚行」のほどを、強固な封鎖を貫徹する英国と、ほとんど何もしないスウェーデンの数字の比較から見てみる地球最期のニュースと資料 In Deep 投稿日:2020年4月15日
このブログ記事は面白かったのですが。興味があれば読んでください。
さて、
一方、台湾の学者(徐さん)が予測した図
台湾の研究者が日本の新型コロナ感染拡大を試算、5万人感染で「第二の湖北省になる」と警告Wedge 4/20(月) 12:41配信
注目すべきは、この図です。
日本の厚労省のチームは、「緊急事態宣言」のときにも、上昇カーブしか示してくれませんでした。その先もとっくに計算しているはずなのに、公開してくれませんでした。
役人の手にかかると、そのようになってしまう。
ところが、この図は、ちゃんとその先まで示しています。
この図の良い点は、先が見通せること。

いつまで我慢すれば良いかが予想できます。
徐さんの「悲観的ケース」でさえも、連休すぎれば、ピークもすぎる、となっていたんです。
これが何と4月20日のニュースですでに出ていた予測図なんです。
本日、4月30日。東京の感染者数も「減少傾向」を示したじゃあありませんか。
この図では「悲観的ケース」はトータル「5万人」、「楽観的ケース」ではトータル2万人、と予想しています。
いま、日本では「1万4264人」。

「5万人」の1/3くらいですね。このまま行けば「2万人」か「2万5千人」くらいにはなるかもしれません。徐さんの「楽観的ケース」に近いかもしれません。
徐さんの「楽観的ケース」はピーク時1日あたり1000人近く発生して、そのピークは4月18日あたりでした。でも、現実は、もっとなだらかに山になり、ピークももっと後になりました。
そして何よりも、「終わりのない山はない」。ピークの後、減少がやってくる。
もうピークを過ぎたとすれば、あとは、二週間ほどで目に見えて感染者数は減ることでしょう。
ただ、テレビ朝日などに出ている岡田さん(元感染研)をはじめ専門家の意見では「決してゼロになることはないけれど。。」だそうです。
確かに、中国風の「ロックダウン」や韓国風の「プライバシーを犠牲にした追い回し」せずに、「自粛」のみで行く日本の対策では、そうなんだと思います。
徐さんのモデルは、観測データを基にしたフィッティングモデリングですから、中韓と特性の政策をとる日本の傾向はモデルに表しきれないのも当然。そこが誤差となって予測がはずれていく要因になっていると思われます。
(なお、日本では検査数が少ないから現実を反映していない、本当は何倍もいるはずだ、という意見はあるものの、それは縦軸の倍率に関係するだけで、このモデルの増加傾向、減少傾向には関係がありません。中国の実数だって怪しいでしょ。)
でも、いい線行ってますね。「終わりがあるんだ」と明るい見通しを与えてくれます。
おりしも政府は、5月連休明けから「さらに1ヶ月延長」を決めようとしています。
収束できるなら、いいですね。
あと、1ヶ月、がんばりましょう。
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