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三つ子の魂百まで ニュルンベルグのマイスタージンガー







 1969年の3月、私は中学3年生でしたが、高校受験の当日の朝、私は約10分程の「ニュルンベルグのマイスタージンガー」の前奏曲を聞いてから出陣したものです。

これは関東地方のラジオ局、文化放送で日曜の夜11時にやっていた「百万人の音楽」という番組(作曲家の芥川也寸志、俳優の野際陽子)で録音した、多分、フルトヴェングラー指揮ウィーンフィルの演奏でした。

これが好きで毎日のように聞いていました。

 時代はかわって、就職した翌年1981年の暮れに、NHK-FMでバイロイト音楽祭(当時の西ドイツ、バイロイト、ワグナーの楽劇を上演)の放送がありました。

バイロイト音楽祭は毎年夏に行われるのですが、バイエルン放送協会が各国に提供するのは時間遅れがあり、日本での放送は年末が恒例となっていました。

その年は演目に「ニュルンベルグのマイスタージンガー」がありました。マーク・エルダー指揮、バイロイト祝祭管弦楽団。5時間くらいの劇、演奏なのです。

私は休暇をとり万全の構えでステレオの前で待機し、これをカセットに録音しました。片面45分、両面で90分のテープを3巻、ひっくり返しながら録音したもので、途中は途切れています。

B118テ2017-09-04

 このとき、はじめて全曲を聞いたのですが、私のお気に入りになりました。ワグナーの楽劇は他の指輪シリーズやトリスタン、タンホイザー、などいろいろあるのですが、マイスタージンガーはとても明るい音調なので好きなのです。

独身寮の部屋でも聞きましたが、車に積んで走りながらも聞きました。ところが、結婚後はだんだん聞く機会がなくなっていきました。

 そしてさらに時代はかわり2012年。TVのブルーレイ録画機とTVの音響にサラウンドシステムを入れてから、DVD版の「ニュルンベルグのマイスタージンガー」(2枚組、途中で入れ替えねばならない)を入手しました。

B118DVD2017-09-04.png

これは、米国のメトロポリタン劇場で2001年に行われた演奏、劇で、指揮はジェームス・レヴァイン、メトロポリタン管弦楽団でした。ここで、はじめて、劇を目にしました。

主役の騎士ワルターと、恋人役エヴァの2人がなんと年寄りなのよ、とびっくりしたものでした。ジェームス・レヴァインが少し小太りでカーリーヘアであることにも衝撃を受けました。映像ってすごい。

 また現代版、バイロイト音楽祭2008年のブルーレイを入手しました(1枚で5時間が入っています)。

B118B2017-09-04.png

これはニュルンベルグ城壁内を舞台として騎士や靴屋などのギルドのマイスターが登場するこれまでの古典劇をひっくりかえし、

ワグナーの子孫の娘が演出家となって、美術学校に舞台を置き換えた現代劇に書き換えたもので、堂々と開催したのでびっくり。

劇中で、本当にタバコを吸ったり、ワインを飲んだり、そして男性ヌード、女性ヌードも出てきて、ホント、ヨーロッパの芸術家は何を考えているか、わからない状態の録音、録画であり、びっくりもんでした。

しかし、ワルター役の若者は美男子だし、エヴァ役のソプラノは突っ張りおばさんで格好良く、演奏、歌はこれまでになく素晴らしく、特に第3幕の夜明けの歌(だったか?)のコーラスの4重奏は傑作と思いました。
 
そんなわけで、私の頭の中では、ときどき、「ニュルンベルグのマイスタージンガー」が鳴っているです。(ユーミンも鳴っているのですが)

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プロフィール

ぺんしょなーまん

Author:ぺんしょなーまん
 さらりーまん定年退職後、再雇用5年続けるも目出度くそれも卒業、晴れて無職、完全年金生活者に。地方在住。現役中に妻を亡くし家計簿をつけ財政を完全掌握、年金だけで暮らせることを確信。うん、うちも一流の中流だな。老後は独居老人かと思いきや我が子が社会人になり再び同居。炊事洗濯家事親父の専業主夫業のわなにハマるが、そのかたわらネットでどんぶらこと世界に漕ぎ出し、また年数回の海外旅行で家から逃げ出す。(まるで主婦じゃないか?)
(注)プロフィール画像は私の顔ではありません。東京駅八重洲口地下の「八重洲」の語源ヤンヨーステン(オランダ人)の像を何年か前に撮影したものを使用。

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