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他人(ひと)の真似ばかりの人生







 私は「次男」あるいは3人兄弟の「末っ子」。

兄弟(きょうだい)といっても、本当は姉、兄、そして私。漢字で「兄弟」でも英語でBROTHERと書くとバツ。

私には(姉、兄の両方)がいますとは、SISTER and BROTHERがいます、と書かねばなりません。

きょうだい、とはいっても、姉妹(しまい)も含めて、きょうだいがいますと、言っています。

なお、英語圏では、先に生まれようが、後に生まれようが、兄とか姉という言葉はなく、全て
SISTER(きょうだい)、またはBROTHER(きょうだい)です。

年長であるかどうか、問題としない文化らしいです。
平等なのかしら? それは知りません。

さて、私には、兄も、姉も、います。
生まれて、物ごごろついたときには、姉も、兄もいました。

これがどういうことかと言いますと、生きる「手本」が身近にあったのです。
何から何まで、自分の行動は、「手本」を真似ることからはじめて、真似で終わる。。。

安楽な人生のスタートです。
物事、うまくやる、確立された方法を、一挙一動、そのまま再現すれば良い。

今思えば、これは「産業用ロボット」と同じですね。

熟練した職人が、マニュプレータを使って一挙一動を再現、これをコンピュータで記録して、次から、ロボットアームが、同じ動作を繰り返す。

コンピュータさん、考えているようで、実は何も考えてない。。。
教えた通り、見事に動くだけ。。。成功、間違いなし。。

ということで、末っ子の私、冒険はしない。姉、兄が切り開いた道を、辿って行きさえすれば、うまい人生が歩めたのです。。まあ、小学校から中学校くらいまで?

この結果、私の人生が決まりました。

「冒険はしない」、「自分の頭では考えない」、「他人の真似をして生きる」、親から怒られるようなことはしない=「要領の良い人生が送れる」、など。。

また、「長いものには巻かれる」、「不利と判断したとたんにダンマリをきめる」などの性格も、成就しました。

今思えば、何て人生だったの? と、自分ながらに驚く始末。

もちろん、仕事上では、責任を取らない範囲では、「自由気ままに」自分の頭を使っていろんなこともしましたが、ある意味、「冒険はしない」に徹していたのだろうと思います。

まるで、孫悟空の頭にはめられた輪、タガのように、自分自身で行動を拘束するものが、幼少期にできていた、そんなことではなかったでしょうか。

長男、長女は、また違った人生を送っていたのでしょうね。

我が子は、一人っ子。

だがしかし、お金に不自由のない一人っ子って、「末っ子」以上に、「自分の頭で考えない」ようです。何でもかんでも、親が「手本」を示し、子は、その通りにするだけ。

私は、子の世話をしすぎた、といまになって反省していますが、遅かりし蔵之介。
もはや、自分の人生を逞しく開拓していく姿は、我が子には見られません。。。

失敗したなあ。。と思っています。
もちろん、孫悟空の頭のタガは、いずれ外れる時が来ます。親が死んだ時とかね。

それなりに、人生やっていくでしょう。でも、ほとんど、安全な道しか進まない我が子を見ると、やはり、もちょっと冒険してほしいなあ、とも思います。それは、自分自身の道の反省点でもあるのですが。

まあ、いいか。(妥協するところも、末っ子タイプ)。はい。

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プロフィール

ぺんしょなーまん

Author:ぺんしょなーまん
 さらりーまん定年退職後、再雇用5年続けるも目出度くそれも卒業、晴れて無職、完全年金生活者に。地方在住。現役中に妻を亡くし家計簿をつけ財政を完全掌握、年金だけで暮らせることを確信。うん、うちも一流の中流だな。老後は独居老人かと思いきや我が子が社会人になり再び同居。炊事洗濯家事親父の専業主夫業のわなにハマるが、そのかたわらネットでどんぶらこと世界に漕ぎ出し、また年数回の海外旅行で家から逃げ出す。(まるで主婦じゃないか?)
(注)プロフィール画像は私の顔ではありません。東京駅八重洲口地下の「八重洲」の語源ヤンヨーステン(オランダ人)の像を何年か前に撮影したものを使用。

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