銀行ATMの取り忘れ現金、ネコババすると逮捕される 気の毒だなあ
- 2021/08/30
- 21:50
最近多いのが、ATMの現金取り忘れ。
これをポッケに入れて逮捕された事件が、何度もニュースに出て来ます。
コンビニATMで前の人が取り忘れた現金盗んだか 税関職員の54歳男逮捕「自らが取り忘れたと思った」
東海テレビ 8/29(日) 6:00配信
何かおかしくありませんか?
いつから、こんな世の中になってしまったのでしょう?
昔と違うのは、ATMに防犯カメラが付いていること。
現金引き出して、もらうのを忘れる(人も)多発。これ置き忘れ。
次に来る人が、この現金を見つける、というのが銀行ATMの宿命?
このとき、前の人がまだ側にいれば、「忘れてますよー」と声をかける。
しかし、もう誰もいなかったら。
どうも、無人ATMには電話があるようです。その電話で、忘れ物があるよと知らせる。
しかし、記事のコメント欄には、実際電話した人のコメントが出てましたが、金額が大きいと、警察に連絡しろ、といわれる。
結局、現金の発見者は「遺失物」の届けをしなくちゃならない、ということに。
急いでいる時には、迷惑な話。
もし、ネコババしたら、「目の前のカメラが見張っている」。「犯人はあなただ!」とすぐに特定される。実に嫌なシステムじゃりませんか。
だから、もう最近では、何回もニュースになっています。
おかしいでしょう?
銀行ATMが「罪作りなシステム」なんです。
「置き忘れた」時点で、現金取り出し口の「シャッター」を閉じてしまえばいいんじゃありません?
つぎの「お客」が犯罪人にならないで済みます。
いまは、生善説、忘れたら次の客が親切に届けてくれるだろう、ことを前提に設計しています。そして、銀行は、置き忘れには、我関せず、客の問題と割り切っています。次の客に「親切」を押し付けているわけです。
「親切」を拒否すれば、直ちに「犯罪人」になる、という酷いシステムを提供しているわけです。
おそろしいシステムですね。
だから、ニュースになるたびに「お気の毒」と思うわけです。
あの人も銀行の犠牲者だなあ、と思うわけです。
クレジットカードやキャッシュカードは、銀行の責任になるので不備があれば容赦なく客のカードを吸い込んで返さないという設計にしているくせに、現金出したら、誰が取ろうが、もう知らねえ、という親切設計が、仇をなしているわけです。
一定時間、現金とる人がいなかったら、もう現金取り出し口のシャッターを閉じてしまう、くらいの設計でなくちゃね。
え? 同じ置き忘れでも、別の場所に? そこまでは責任負えません。。。
さて、私は現金には遭遇していませんが、カードの置き忘れには稀に遭遇いたします。
セブンの機械など、昔は水平の棚にナナコカードを置いたものですが、これだと置き忘れが頻発、とセブンはレジ機械を改良して、カードはほぼ垂直型にしてしまいました。
客が手に持ってないとかざせない、という構造にね。
ただ、「ほぼ垂直型」もくせもの、先日地元のスーパーでは、「ほぼ垂直型」のカード読みとり面でさえも、プリペイドカードのペラペラのカードは、張り付いていて、誰かが忘れていったようでした。
もちろん、近くの店員さんに知らせてあげましたけどね。
皆さん、ATMで現金を発見したら、もう覚悟して、ことに当たりましょう。
あるいは、急いでいたら、現金など見なかったことにして、そっと別のATMか別の店に移動しましょう。
触らぬ紙に祟りなし。
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