おひとり様になりますと気楽でしょ?
とは言うものの、子がおりますと、ちょっと考えねばなりません。
今住んでいる家は、子にとっては「実家」。
それがたとえアパートであっても、ずっと子と一緒に住んでいた場所であれば、それは実家。
ましてや持ち家であれば、子にとってはそれは生まれた時からあった家。
生まれ育った場所です。
親が一人になったからと言って、いままでの家を処分して小さな家に引っ越す、というのは子が立派な社会人ですでに独立して久しいともなれば、「しかたないね」で終わるでしょう。
ただ、まだ雛や若鳥のように巣立ってないか、巣立ってすぐとすれば、子にとってはまた別な思いがあるかもしれません。
例えば、夫婦喧嘩をして「実家に帰らせていただきます」などというセリフ。
実家が健在じゃないと言えません。。。
今の世の中、別に「実家」に帰らなくても良いのですが、お金がない、支援者がいない、というような状況では「実家」だけが頼りになる。。。、心の支え、シャルター、みたいなもんだと思います。
ということは、我が家は、今度、子が独立する(単に別の家に住む)とはいえ、「じゃあ、この家を売っぱらって、放浪の旅にでも出るか」とはいきそうにありません。(もちろん、そんなことは微塵も考えませんけど)
どっちみち、今の我が家は田舎なので、資産価値にしてみれば二束三文、売ってもたかがしれてますし、売らずに私が墓場まで持っていくしかないなと思っています。
我が子に思い出の場所を残すべく家を手放さない代わりに、私のゴミをいっぱいためて、死後に我が子に大いに嘆いてもらうことといたしましょう。
にほんブログ村ランキングに参加しています

にほんブログ村人気ブログランキングにも参加しています
セミリタイアランキング
シニアライフランキング
節約・貯蓄ランキング
スポンサーサイト