お金を貯める苦労
- 2023/02/25
- 10:56
いまでは年金生活。もはや老後の資金貯める必要がないし、買いたいものもないので、何の苦労も無いのですが、かつて若かりし頃、お金がなくて買いたいが、買えない、じゃあ貯めようとは思わず、いつもも諦める人生でした。
執念深さが無い。執念を燃やさない。。。これって、簡単に諦めるから、人生も適当だったんだなあ、と思います。はい。お金持ちにはなれない性分だったわけで。
とはいえ、適当な小金持ちでお茶を濁しております。
こんなことを書き始めたのは、最近の10年くらいの出納帳を振り返っていたからです。
出納帳なるもの、あるわけではないのですが、お金の流れがわからなくて、パソコンのソフト、エクセルに銀行口座の出し入れを記入して(お金ではなく「記録」を)貯めて行きました。
一番理解不能だったのは、銀行の「貯蓄預金」。通帳を見てもよくわからない。。。
毎月一定の額を給料天引きで溜め込んで行き、それが定期預金になるというもの。
ですが、積もり積もると、通帳が何冊にもなって、一目見ただけじゃ一体いくらの預金が残っているのがわからない。。。銀行員ってすごかったんですね。。。
整理してみると、平成19年(2007年)に月1万円、半年ボーナス時にプラス5万円からはじめて、サラリーマンを完全んやめた令和1年(2019年)まで続いてました。もう定期の利率なんてとっくにゴミの時代。元金がたまっただけでもヨシとする預金でした。
これがおおよそ300万円。
私が苦労して貯めたというよりは、銀行が集金の苦労、ガチャガチャと毎度通帳を印字する苦労、をして溜まったお金でした。
始める時も、家のローンは終わっていたし、むしろATMの現金引き出しにポイントがあると無料になるという特典を目当てに始めたような積立預金でしたので、未練もない。。。
むしろ、家のローンを返していた時の方が、お金が欲しかった。。
若いって、お金がないですからね。
こんなだから、老人ほどお金がるのでしょうねえ。
小金持ちの私、この300万円、単に「積立預金」という区分だっただけで、給料が「普通預金」に入ったとしても、同じように口座に「残った」はずです。ジャラジャラと使ってしまう人がいないものですから。
20代、30代の頃は、お金がなく、あっても貯金しなくちゃいけなかったので、使えなかった。結婚資金、住宅資金、教育資金。。。ああ、二度と同じことはしたくないな。ああ、できないか。
親の死亡、そして遺産相続なんて話が身近になると、そうだ、私もぽっくりいったら、我が子
が同じように、苦労するだろうな、などと思い出し。
しかし、お金を残すのもいいが、使うのもいいなと。
自分の親を見ても、晩年は、少しはやりたいことをやっていたようにも思えます。
年寄りだからと若夫婦が付いて行って、とんでもない、苦労をしたのは、尾瀬沼。行くために訓練をしていた老夫婦。私たちはポッと出で付いて行ったら「足手まとい」。いやあ、多変でした。
私は行かなかったけど、我が両親は晩年、富士山にも登頂しましたっけ。私はゴメンです。
そのかわり、お金で連れてってくれる海外旅行、せっせと行きますか。
楽ができ、美味しいものも食べられ、お金も消費できて、一石二鳥。。。(コロナが恨めしい。。)
というわけで、明日から、甥の結婚式で横浜へ。といっても、ホテルに泊まるだけですが。慣れない都会の運転をしてまいります。
ああ、若い人、結婚式もお金貯めるの、大変だな。。と年寄りは変なところを見ながら。。
若いって、いいなあ。。かな?
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