お一人様はとてもアホな設計のドラム式洗濯機は買うべきでない 洗濯物少量時脱水できない欠陥商品と対処方法
- 2018/03/11
- 11:48

我が家の洗濯機はパナソニックVX-7000。震災後、水節約できると聞いて導入したが大失敗だったもの。すぐに後悔したが買い換えることできず、いまだに使用しています。
というのは、洗濯の仕上がりが極端に悪い。ドラム式洗濯機の売りは「たたき洗い」で、汚れを落とすが、繊維はたたかれ硬くなる、タオルなどはたちまち目詰まりをおこしざらざらに。だから、ソフト仕上がり乾燥機と組みになって売っている。
しかし、最大の欠点は、脱水。
遠心分離機の要領で、回転しならが水を払うのだが、安定した回転に至る前に、振動が大きくなると自動停止させられてしまう。
普通の縦型水槽式の洗濯機は回転が水平方向なので、洗濯物は自然と円筒の壁に一様に張り付くのだが、水車型のドラムは回転前には洗濯物が重力により下側の壁に積もっている。
これを回転させるのだから、回転はじめたときに洗濯物が自分で動いてドラムの内面に均等に分散しないと「偏った」ままとなり、回転が大きくなるとドラムが洗濯機本体とぶつかりごんごん音を立てるようになる。
これがひどくなったときにセンサーが働き、停止してしまう。
回転初期に洗濯物をドラムの壁一面に均等に並べる猫の手でもあれば良いのだが、何もない。いわば、「運を天にまかせた」設計となっている。物理法則からしても、当然脱水できない洗濯物重量の領域が存在する。
本当は、商品紹介や取説に
「本洗濯機は、◯◯kg〜◯◯kgの洗濯物は脱水できないので、使用できません」
と書けば良いのだが、していない。お客を騙しているのだ。
(1)メーカーが洗濯機にプログラムしている脱水時の洗濯物分散方法は、洗濯を終わり排水した段階で、右に何回か、左に何回か回転させて、洗濯物を分散させる方法だ。
しかし、洗濯物が少量のとき、極端にはズボン1枚や2枚では「偏り」は解消できない。
(2)エラーとなった場合の自動プログラムの第2弾は、もう一度水を注入して「すすぎ」からやりなおし、もう一度脱水してみる、というものだ。
かくして、「すすぎ」と「脱水」の無限ループに突入し、最後は期待通り、「洗濯物の偏りエラー」で終わる。
1時間以上動いて、洗濯もう終わったかなとみると、エラーで終わっているというお粗末な状況。いい加減、腹を立てて、洗濯機捨ててやろうかなどと思うのです。
【ドラム式洗濯機】 振動が大きい、異常音がする、「U13」が出るなどの時は?

振動が大きくなれば「U13」で止まり異常をお知らせする場合とすすぎを繰り返し洗濯時間が長くかかる場合があります。
メーカは、「すすぎを繰り返し洗濯時間が長くかかる場合があります」と欠陥を認めているし、また対処法として、そのような場合、「タオル1、2枚増やせ」と言っています。
はじめから、洗濯できない場合がある欠陥がわかっていながら、商品を売っているのです。
脱水する方法
U13エラーコード(洗濯物の偏り)ですが、本来、ズボン2枚あれば、原理的にはそれぞれのズボンが正反対の位置に配置できれば安定した回転になるはず。脱水前に、扉を開けて、手でそのように配置してから「脱水」ボタンを押したらどうなるか?
回転と同時に、自動プログラム第1弾の右に何回か、左に何回か回転するプログラムにより、2枚とも同じ位置に戻って偏ってしまい、いざ回転が高回転になるとごんごんと当たりエラーとなってしまう。努力は水の泡。手のつくしようがない。
ここまでくると、お馬鹿のなにものでもありません。
ドラムが回転をはじめる時に、内部で洗濯物を壁に押さえつけてくれる「猫の手」でもあったなら。。。。
そうなんです。
私は脱水に失敗した場合は、「レジ袋」を膨らませて、風船のようにして、これを幾つか洗濯機内に投入します。洗濯物を内部で押さえつけてくれるものがあれば良い。これが「猫の手」です。

回転初期、この風船が邪魔をして、洗濯物が転がるのを防ぎ、たった2枚のズボンが一箇所に固まるのを防いでくれて、無事脱水に至ります。
脱水が終わる頃は、レジ袋はしぼんでしまいますが、別にどうということも。
少々面倒ではありますが、効果絶大。お試しあれ。
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