
インクがなくなり、いつもの通り、互換インクを補充しました。これで、安心しきっていたところ、先日の夜は、プリンターが泣き言を言いました。
「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に近づいています。お早めにエプソンの修理窓口に交換を依頼してください」
無視して印刷継続のボタンを押し、印刷はできました。
しかし、その後ネットで調べると、普通ですと、あと数回で「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました」が出て、電源ボタン以外は無反応でスキャナも使えない状態になり、一巻の終わりとのこと。
廃インクパッドの交換修理に出さねばもう使えないことがわかりました。
エプソンのプリンター。買ったばかりなのに(わたしの記憶では)。
我が家にあるプリンタ
EPSON
EP-807AW(2015.8.17購入13800円)
修理対応期限 2020年8月31日 引取修理ドアtoドア 基本料13000円。
まだ、2年半しか使用していない「新品」じゃありませんか。いくら何でも早すぎる!
参考までにもう1台
EP-804A(2012.2.6購入21800円)
修理対応期限 2018年9月30日 引取修理ドアtoドア 基本料11000円。
ちなみに、EP-807AWを引取修理に出すと13000円。購入価格と同じです!
何かのいやがらせに違いありません。
さて、廃インク吸収パッドの交換修理は、
(1)廃インク吸収パッドの交換
(2)警告カウンターのリセット(ソフト)
が必要とわかりました。
廃インクは、電源を入れるとそれまでノズルに詰まり乾燥しかけたインクをすこし出して、正常にする作業で、インクをどこかに捨てねばならない。
この捨て先が普通だと廃インクタンクなのですが、プリンターは横にしたりするとこぼれてしまう。そこで、タンクの中にスポンジ様の吸収パッドが入っているわけです。「吸収パッドの吸収量が限界」とは、「タンクが満杯」みたいな意味です。
確かにいつかは交換せねばならない。業務用のトナー(粉)式のプリンターは廃トナーボトルが用意されています。
インクジェット(液体のインクを吹き付ける)式のプリンターも廃インクはどこかに行くとは思っていましたが、まだかその容量がいっぱいになる時期がくるのですね。
その設計寿命は、装備している廃インク吸収パッドの容量に依存しており、メーカーは「使用頻度によるが2、3年」を想定しているのでした。これはいくら何でも早すぎる。
インクジェットでも、廃インクボトルをユニットにして簡単に交換できるように設計しておけば、いくらでも使えるのにね。現に、改造した人は、廃インクパッドに行くホースを外付けのポリタンクにつなげる改造をしているくらいですからね。
さて、対処方法。
EPSON EP-807A 廃インク 修理してみましたよシステムガーディアン株式会社
上記の記事では、廃インク吸収パッドは、捨ててティッシュペーパーを容器にぽろっと入れただけですが、プリンタを横や逆さまにしたりしなければ、それでも良いかもしれません。
他のサイトの例では、メーカーが装着していた吸収パッドを水洗いし乾燥させて再使用していましたし、別の例ではちゃんと百均で購入した吸水性のスポンジ類で代用しています。
幸いなことに、EP-807Aの廃インクパッドの容器は、ほぼユニット化されているようなので、掃除と吸収パッドの交換は簡単そうです。
カウンターのリセットは、Mac用のソフトもあり、ソフトは無料ダウンロード、リセットに必要な解除キーはAmazonで1000円程度の料金を支払えば購入できる、とわかりました。
てなわけで、しかたない、これをやるっきゃなさそう。
いまは自宅で手軽に高品質の印刷時代。インクジェットプリンタは廉価ですが、インク代が高価。加えて、想定寿命は数年。
廉価な詰め替え用インクでやれ、安く使用できたと言っても、メーカが設計上想定する使用回数以上に使うと、廃インクパッドの問題で再びツマズクわけです。まさか、廃インクが寿命を左右するとは思いもよりませんでした。
しかし、ちゃんと手入れすれば(部品交換すれば)使えるのです。
結局、警報が出た時の対策としては、プリンタを買い換えるよりは、吸収パッドを詰め替えて、ソフトリセットする道を選ぶことにしましょう。なんせ1000円ちょっとで済むのですから。
定年退職の人は、プリンタは自分で手入れして長生きさせましょう。修理費またはプリンタの買い替え費用13000円が1000円ちょっとですみます。
ちょっと、試してみます。
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