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キューポラのある街を見て 複雑な思い







B352映画2018-06-19

 衛星放送でキューポラのある街をやっていたのを見たのは、数ヶ月前のことだったでしょうか。途中から見たので、背景の風景や街並みにただ懐かしさだけを感じて終わりました。

 1962年の作品ですが、撮影は61年頃のようです。撮影当時、私は小学2年生頃でした。撮影している現場に出会ったこともあります。

 しかし、その後、有名な映画とだけ知ってはいましたが、まだ一度もまともに全部を見たことのない映画でした。それが、昨日、縁あって今住んでいるところの映画上映会で見る機会が訪れました。

 改めて、始めから終わりまで全て見ました。

映画のリーフレットをみると、原作者は早船ちよ。本も読んだことはありません。吉永小百合のデビュー作?はじめて知りました。

さて、改めて見てみると、青春もの? 労働組合? 在日朝鮮人、働きながら学校に行こう、学校行けば未来は開ける? みたいな、まじめくさった左巻きの映画にも見えました。苦手な映画。

しかし、原作は「児童文学賞」を受賞、リーフレットには映画は「貧しさにもめげず強く明るく逞しく生きる子供たち」をテーマに描いたとあり、えっ?子供の話??

何か大人のストーリーのように感じました。

多分、主人公役の吉永小百合が中学3年生を演じていても、私の脳内には子供の頃から「吉永小百合や浜田光夫」=「大人」と刷り込まれたので、この映画を見ても「大人」としか認識できなかったことが原因なんでしょう。

だから、小学生らしき弟タカユキ、その友達のサンキチが出てくると、姉と弟のギャップがあまりに大きくて、何かちぐはぐな印象を受けました。

吉永小百合はこの映画でブルーリボン賞を受けたそうですが、私は悪ガキの弟(市川佳郎という人らしい)が「小役」にもかかわらず、吉永小百合に劣らず、セリフも演技も大変なもんで、すごいなーと思いました。もう亡くなっているみたいですが。

さて、弟の子分サンキチは、在日朝鮮人の子ですが、一家で北朝鮮に帰還する話が出てきます。

 帰宅してから、Wikipediaなどの解説を調べてみると、

「本映画は、在日朝鮮人の北朝鮮帰国運動を肯定的に描いている、として批判されることがあるが、朝日新聞・毎日新聞・読売新聞・産経新聞などが率先して、帰還事業を歓迎した製作当時の社会情勢を考慮すると、やむを得ないとして弁護する意見もある」

だそうです。

 なんだか複雑ですね。

 私は、政治的な争いは好みませんし、右巻きや左巻きの宣伝映画などは好きでないのですが。ただ、私の心にひっかかったものは帰還する子供でした。

 実は、私が小学校1年のときに同級生にも在日朝鮮人の子がいて、1年生の終わりに船に乗って帰って行きました。同じ小学校だから当然、うちの近所に住んでいたんですね。

彼は背格好も私と同じくらいだったので、担任の先生が彼と私を間違えて、「いつ帰るの?」と質問されたのを覚えています。

あの子はどうしているだろう、とふと考えることもあります。

1年生のときに、彼のうちに遊びに行ったこともあるし。やかんのお茶(何かの葉っぱの煎じ茶?)を飲んだ記憶があります。

映画では帰還するときに駅前で歌を歌って盛大な歓送会みたいなことをやっていましたが、もちろん、私は良い子でしたので夜に出歩ったりしたことはないので、そんなシーンは見たことありません。

もう、60年近くになろうという今、最近では、日本から帰還した彼らは、本国で差別され、悲惨な生活を送ったと聞きました。何ともはや。。。

あの子は、無事生きているだろうか?と、時々ふと考えます。

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プロフィール

ぺんしょなーまん

Author:ぺんしょなーまん
 さらりーまん定年退職後、再雇用5年続けるも目出度くそれも卒業、晴れて無職、完全年金生活者に。地方在住。現役中に妻を亡くし家計簿をつけ財政を完全掌握、年金だけで暮らせることを確信。うん、うちも一流の中流だな。老後は独居老人かと思いきや我が子が社会人になり再び同居。炊事洗濯家事親父の専業主夫業のわなにハマるが、そのかたわらネットでどんぶらこと世界に漕ぎ出し、また年数回の海外旅行で家から逃げ出す。(まるで主婦じゃないか?)
(注)プロフィール画像は私の顔ではありません。東京駅八重洲口地下の「八重洲」の語源ヤンヨーステン(オランダ人)の像を何年か前に撮影したものを使用。

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