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「老後資金は貯めるな!」の記事の是非







こんな記事がありました。

これってマジ!? 逆転の発想「老後資金は貯めるな!」の真相 長尾 義弘
12/24(月) 11:00配信 現代ビジネス

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60歳から始めても、100歳になってもモデルケースで年426万円の年金が受け取れる方法

・「老後資金は運用せず、70歳までに使ってしまう」という究極のアイデア

・65歳には再雇用も終了し、いよいよ年金だけの生活
・老後資金 合計2000万円

・夫の公的年金は200万円、妻は100万円
・毎月の支出は、約33万円(年間400万円)。月額 25万円(夫は約17万円、妻は約8万円)

・不足分 差額の8万円貯蓄から取りくずす 年間に100万円 —>20年でゼロになる

対策
・年金の受給は70歳(まで待つ)
 5年間は、貯蓄の2000万円を生活費に。年間に400万円支出。

・年金70歳から受給 受給額は42%増える

・夫の公的年金は200万円—>284万円、妻も100万円—>142万円、
 合計は300万円—>426万円 月額25万円—>35万5000円

これが一生涯続く
という記事でした。

要は、

・夫婦ともに年金繰り下げにより、受給額を42%ふやす。
・受給しない5年間は貯蓄を食いつぶす。

というもの。

著者は、病気をしたり、介護が必要になったリスクは、

・繰り下げ受給の場合、65歳から70歳まで、いつでもやめることができる

で回避できるといいます。
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しかし、これを単純に鵜呑みにしてはいけません。。。。

この作戦は、読んでわかるように、貯蓄2000万円は5年で全て使い果たすので、「貯蓄はすっからかん」。。

さて、5年目に夫婦の片方が亡くなった場合は、どうでしょう。
夫が死亡した場合、妻には遺族年金が出ます。

ざっと計算

夫が亡くなった場合、妻が受け取る年金 大きく見積もって、

 夫の遺族年金 284万円x2/3=189万円、妻年金142万円x1/2=71万円、
 合計は260万円 月額21万6000円

妻が亡くなった場合、夫が受け取る年金
 284万円 月額23万6000円

単身になっても、生活するには十分な額に見えます。

しかし、単身なので総額は減っており、一時的に物入りのための支出には対応でき難くなります。しかも、貯蓄は5年で食いつぶしたのでゼロ。。。。。

一人になると、貯蓄がないのは心配ですね。
やはり、さらに1000万円くらい貯蓄がないと、この作戦は取れないような気がします。

年金受給額は、20年の間には、もっと減って行くでしょうし。

逆に、初めから3000万円の貯蓄があれば、こんな姑息な方法取らなくても十分やっていけるのではないでしょうか。生活費も80歳、90歳、100歳になると、もっと減るのが普通ですし。

一方、貯蓄が1000万円しかなかったら、無受給の5年間、生活できないので、この作戦は当初より実行不可。

結局のところ、「年金繰り下げ受給」の宣伝なのではないか、と思えてしまいます。

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プロフィール

ぺんしょなーまん

Author:ぺんしょなーまん
 さらりーまん定年退職後、再雇用5年続けるも目出度くそれも卒業、晴れて無職、完全年金生活者に。地方在住。現役中に妻を亡くし家計簿をつけ財政を完全掌握、年金だけで暮らせることを確信。うん、うちも一流の中流だな。老後は独居老人かと思いきや我が子が社会人になり再び同居。炊事洗濯家事親父の専業主夫業のわなにハマるが、そのかたわらネットでどんぶらこと世界に漕ぎ出し、また年数回の海外旅行で家から逃げ出す。(まるで主婦じゃないか?)
(注)プロフィール画像は私の顔ではありません。東京駅八重洲口地下の「八重洲」の語源ヤンヨーステン(オランダ人)の像を何年か前に撮影したものを使用。

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