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老後破綻? 遅くできた子の教育費準備補足 ー学資保険はいまさら止められない







書くのを忘れていたのが「学資保険」。

 教育資金をためるのに「学資保険」は損、というのが、今日の一般的な見方のようです。

 我が家では42歳で子が誕生し、年60万円の学費の積み立てを始めたのは前述のとおりです。これだけでいちおう教育資金は調達できましたが、途中の万一に備えて「学資保険」も加入していました。皆が加入するので、しかたなしに?

 実は積極的な加入ではなく、なんとなく掛けはじめたものが今日まで続いていたのです。賢明な若い世代の人が教育資金を貯めるのならもっと違った選択をしていることでしょう。現に、いまでは私が契約した保険会社はこの種の保険を廃止してしまっているそうです。

 保障内容は、それこそ「保険」。投資や預金ではありません。親が亡くなったときの学費をある程度補完する性質のものです。

B66学資保険2017-07-02

 育英年金は親が亡くなったときに子の教育のための育英年金を支給する保険で、育英年金合計は704万円、祝い金満期金合計は、表のとおり216万円となります。

 図は同保険の説明図ですが、我が家の契約では、育英年金は、40万円/年-->32万円/年、80万円/年-->64万円/年、100万円/年-->80万円/年となります。

 掛け金は主契約が毎月11077円、傷害・疾病入院等の特約(5日以上の入院等に対応)が毎月828円です。特約まで掛け金として返戻率を計算すると

 A/B=(育英年金+お祝い金合計)/(掛け金)
   =(6x32+3x64+4x80+216)/314.292
   =920/314.292=2.92倍

となりますが、何も起こらなかった(単なる積み立て)として返戻率を計算すると

 A/B=お祝い金合計/掛け金=216/314.292=0.68倍

となります。

B66お祝い2017-07-02

お祝い金の金額だけをみてもわかるように、費用のかからない公立の小、中、高等学校ならば、ありがたい余分なお金、大学でみると入学時に80万円は「何かの支度金」程度にしかならないことがわかります。

したがって、この学資保険は「親が亡くなった場合の学費を保障または補完する」ための保険だったということです。でも、親が生命保険に入っていれば同じかも?そうなんです。所詮は、名前を変えた「生命保険」だったわけです。

我が家では、0歳で加入し、現在も保険料を支払っています。

いまでは、子が大学に進学し早4年目、卒業間近です。私も生きながらえ、学費を工面できたので、保険の目的はほぼ達成しています。もう、やめてもよさそうに思えますが、そうは問屋が卸しません。

 いまさらやめるわけにはいかない理由があるのです。

 大学入学、18歳の時点で80万円のお祝い金がありました。その後、2年ごとに32万円のお祝い金があります。掛け金は年約14.3万円。32万円は保険料の2年分よりも大きいわけです。もちろん、80万円も大きい。

つまり、保険契約の最後の10年間で保険料は143万円、お祝い金144万円なわけですから、中学入学以降は解約は損ということになります。お祝い金という「人参」を目当てに「途中でやめられないように」よくできた保険ということです。

 なお、お祝い金は、所得税でいう「一時所得」ですが、掛かった費用が大きすぎるので、マイナスとなり、税金は0円だと思います。

あと少し、払い続けましょう。

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コメント

No title

こんにちは。
ブログランキングから来ました。
「学資保険の仕組み」
なかなかむずかしいですね。
でも、今解約すると損するのですね。
お子さんが、大学を卒業するまで頑張りましょう。
応援して帰ります。

Re: No title


> 「学資保険の仕組み」
> なかなかむずかしいですね。
> でも、今解約すると損するのですね。

コメントありがとうございます。
私も今回記事を書く段になって、学資保険の目的が「育英年金」にあることを再認識した次第、今解約すると損ということに初めて気づくほど呑気な父さんでした。
あと半年ほどで満期を迎えます。ここまでこれたことに八百万の神様に感謝です。応援ありがとうございました。

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プロフィール

ぺんしょなーまん

Author:ぺんしょなーまん
 さらりーまん定年退職後、再雇用5年続けるも目出度くそれも卒業、晴れて無職、完全年金生活者に。地方在住。現役中に妻を亡くし家計簿をつけ財政を完全掌握、年金だけで暮らせることを確信。うん、うちも一流の中流だな。老後は独居老人かと思いきや我が子が社会人になり再び同居。炊事洗濯家事親父の専業主夫業のわなにハマるが、そのかたわらネットでどんぶらこと世界に漕ぎ出し、また年数回の海外旅行で家から逃げ出す。(まるで主婦じゃないか?)
(注)プロフィール画像は私の顔ではありません。東京駅八重洲口地下の「八重洲」の語源ヤンヨーステン(オランダ人)の像を何年か前に撮影したものを使用。

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