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自分の家計簿データによるリタイヤ時の収支バランスの推計(1)






(1) 我が家の支出統計
 次に自分の収支データを使って評価してみましょう。今度は、使えるデータは単身者ですので、夫婦2人ではなく単身者として推計します。

図 2011年度から2015年度までの支出内訳
B7図我が家支出統計2017-04-24

 図は私の2011年度から2015年度までの支出内訳の推移です。2011年度から3年間は現役時代で家族持ち、2014年度が退職後のフルタイム時代のもので一人暮らしです。2014年度以降のデータから私の完全年金時代(2019年の年金生活)の支出を予想します。

ここで、図にあげている支出の「実績」は、実際には、我が家の実際の支出は毎年800万円前後ですが、年金生活の基本部分を推定するために、それらから非消費支出(税・社会保険)の他、現在進行中の子の「教育費」、それに2014年度に始まった子の生活費(東京に出て独立して生活しているため、もちろん親が出していますが)、2015年度から行きだした私の「旅費」を除いたものであることに注意。

(2)年金生活時の支出推定値

 図の「実績」データからリタイヤ時には無くなるであろう支出を取り除いて年金生活時の支出を推定したのが、「年金生活推定値」です。2014年と2015年のデータがあるので、推定値も2つでました。これらを、総務省「家計調査」(2014年)の夫婦、単身者のデータと比べたものが、次の表です。

B7表支出統計比較2017-04-24
*総務省「家計調査」(2014年)「60歳以上の無職世帯における消費支出の内訳、単身者及び夫婦のデータ


左の2列が、総務省「家計調査」(2014年)の夫婦データと単身者のデータで、その右4列が、我が家(単身)の2014年度と2015年度のそれぞれ実績と年金生活推定値です。

 我が家の実績データは、2014年度〜2015年度(合計)は約291万円〜約283万円(月24.2万円〜23.5万円)でした。

「年金生活推定値」は、これらからリタイヤ時には無いであろうと思われる以下の2つ、

・仕事用の交通費(車通勤のガソリン代)
・生命保険などの費用(子供が会計的に独立してないので一家の大黒柱として)

を減額補正して求めたもので、結果的に、2014年度〜2015年度の合計支出はおおよそ245万円(月20.4万円)とでました。これが私の年金生活時の支出の基本データになります。

 総務省(単身)のデータよりも年間66万円多いけれど、そもそも総務省のデータは貧困世帯からお金持ち世帯までの支出金額の単純平均値であって、平均的な暮らしを意味するものではありません。

(2)’ 我が家の家計簿の支出内訳の各項目について補足説明
B7家計支出補足説明2017-04-26

家計簿については、またいつか機会を作ってお話ししましょう。

数年間書きためた記事をアップしたいのですが、編集するにも時間が要りだんだん疲れてきて息切れ。

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プロフィール

ぺんしょなーまん

Author:ぺんしょなーまん
 さらりーまん定年退職後、再雇用5年続けるも目出度くそれも卒業、晴れて無職、完全年金生活者に。地方在住。現役中に妻を亡くし家計簿をつけ財政を完全掌握、年金だけで暮らせることを確信。うん、うちも一流の中流だな。老後は独居老人かと思いきや我が子が社会人になり再び同居。炊事洗濯家事親父の専業主夫業のわなにハマるが、そのかたわらネットでどんぶらこと世界に漕ぎ出し、また年数回の海外旅行で家から逃げ出す。(まるで主婦じゃないか?)
(注)プロフィール画像は私の顔ではありません。東京駅八重洲口地下の「八重洲」の語源ヤンヨーステン(オランダ人)の像を何年か前に撮影したものを使用。

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