エーゲ海クルーズ(7) 4日目前半 クレタ島観光
- 2019/11/20
- 23:46
5.クレタ島 (1)クノッソス宮殿
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観光4日目。本日は忙し。午前クレタ島、午後はサントリーニ島で、また翌日のピレウス港下船の準備もしなくてはなりません。。。
朝食6時。6時半頃には、クレタ島ヘラクリオン到着、最終乗船は11時半。
船会社主催、クノッソス宮殿観光。いつものラウンジ、7時15分集合。
7時半過ぎ、バスに乗ります。バス1番に乗車。ガイドさん(おばさん)が英語で案内。「わたしの英語、わかりますよねえ?、ゆっくりとしゃべります」みたいな感じ。。。
おおよそ30分でクノッソス宮殿(神殿?遺跡)に着きました。
ここは埋もれていた遺跡をなんとかさん(イギリス人、アーサーエバンス)が1900年から40年かけて掘り起こして再建したんだそうです。
ギリシャ神話のミノタウロスにまつわるミノス王の宮殿、紀元前2000年頃から建てられ、紀元前1700年頃地震で倒壊、その後再建されたが、紀元前1380年頃火災により壊滅とあります。(サントリニー島の噴火により、という説があります)
前日のロドス島のアクロポリスと違って、こちらは時代も古く、規模がでかく、しかも綿密に調査が行われたこともあり、資料が豊富である。
ツアーで観光用にもらった資料には「ヨーロッパ最古の文明の発祥地」と書かれています。
まあ、エジプトの遺跡などを考えれば、そのすぐ近くにここがあったわけで、それが「ヨーロッパ」に分類しているところが、後付けなんでしょうね。
さて、遺跡を歩いて回ります。
こんなだったよなという図。本物の施設は、ところどころ、下の土台の部分はオリジナルで、施設の上部を、こうであろうなという具合に復元されています。
西側の門。これは守衛さんのいる検問所。色鮮やかな壁画。しかし、本物ではありません。レプリカ。本物はヘラクリオンの考古学博物館にあります。建物は当時の材料がこうであったろうと石や木材で部分復元しているそうです。
壁も一部残っているので、壁画もあります。
イタリアのポンペイではほとんど2000年前の建物壁画が鮮やかに残っているのに関心したものだったが、ここの壁画はさらに1000年以上さかのぼるのだから大変なものです。
西側の倉庫、王座の間、女王の間、大甕の倉庫、劇場、などを見ました。
ミノス王は、ポセイドンに立派な牛を送る約束をしながら、惜しくなってその牛とは別の牛を送り、ポセイドンの怒りに触れた。ポセイドンはミノス王の妻を牛に恋する魔法をかけ、その結果頭が牛、体が人間の怪物ミノタウロスが生まれた。王は迷宮を作りミノタウロスを閉じ込めた。という伝説。
私はダンジョンにいるミノタウルスをよくアニメで見かけます。なので、ミノア文明、ミノタウルスと聞いて、へえ、そうだったんだ、牛がーー、とようやく理解できました。
両方に刃のついた斧、それがミノア文明の象徴でもあるとか。
斧のマーク、あとで、博物館で斧の収納物を見ました。
5.クレタ島 (2)ヘラクリオンの考古学博物館
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さて、ここを観光したのち、バスはヘラクリオンの港に。添乗員さんが、徒歩で、町を案内。考古学博物館は、旗のたっている建物です。と。
解散したあと、その考古学博物館に行きました。
アテネの考古学博物館には、「クレタ島」の遺物だけは展示していない、ここにあるんだそうです。
これだけあればじゅうぶんですね。
きれいな壁画もありました。また、エジプトとのつながりをしめすものも。
以上、ざっとみて、てくてくと船に帰って食事をとりました。
午後につづく。
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