老後に株に手を出してはならない 私は株に遊ばれる「株式放置」家
- 2017/11/06
- 11:50
我が家の金融資産の運用状況については、
151. 我が家の金融資産の運用実績 2017年の不労所得は約10万円? (2017.10.12)
にさらっと書きました。
私は多少の株を保有し配当金ももらっていますが、「株式投資」というほどではなくどちらかというと「株式放置」かもしれません。
いつから始めたか忘れましたが2005年くらいだったでしょうか。当時の雑誌が手元に残っています。
当時は700万円くらい投入しており、その年の年末には100万円くらいの含み益になりましたが、翌年の正月、2006年1月にはライブドアショックが起こり、巻き込まれました。
もともと株式投資を始めた動機も一攫千金狙い、引き際も知らないズブの素人でしたし、「損失」を認める勇気もなかったので、見るも無残、株価は1/3くらいまで落ちました。
家庭内では、妻に顔向できない状況となりましたが、現物取引しかしていませんでしたので「含み損」が増加しただけで、特に「損」はしていない!と。
ただ、下落時にすこし買いまししておきました。その後は、ずっと塩漬けのまま封印し、あてにならない資金として忘れていました。
しかし、アベノミクスがはじまり、気がつくと株価があがりはじめました。そこで、この機会に安全を確保しようと半分を売却し現金化、すこし整理しましたが「含み損」はまだ消えません。
図のごとく、持ち株全体の含み益は2013年になってようやく0を横切りプラス領域に入り、その後は2015年まで0を中心に小刻みな変動を続け、ほぼ「損得なし」の状況が続きました。
アベノミクスは0までの回復しかできなかった、あるいは0までの回復ができたとなります。この前年にNISAがはじまり、よせば良いのにまた株にちょっかいを出したくなりました。
ただ、以前と違っていたのは、すでに私は退職金をもらった身分となっており、老後の資産を無理して形成する必要もなくなっていた点です。自信を持ってこずかいの範囲で「お遊び」ができます。
NISAに手を出してみた結果がこれです。
11月頃でしたのでNISA枠で購入した株はいきなり下落、買う時期悪かった、わかっちゃいるけど、やめられない。その後、一般枠もNISA枠も再び「含み損」が大きくなりました。全体でまたマイナス100万円程度に達したときもあります。
翌年、すぐに底を打った頃にNISA枠の買いまししました。いま、ようやくプラスに転じました。
このように、私はつくづく「株式投資」には向かない人だと思っています。でも、「株式放置」なら得意。下落したら買いましして放置、というパターンでどうにかプラスへと向かい、いまは「含み益」はライブドアショック以前の水準まできています。
こうしてみると、私は「損切り」とか、めったにしていないことがわかりましょう。そして、ずっと保有。
この投資スタイルは、長期保有で配当ねらい? たしかに配当金はもらっていますが、勉強不足なこともあり、ちまたでいわれる3%確保どころでなく、1%をわずかに超える程度です。なにせ、高値で買っているので。
じゃあ何? はい、購入した銘柄は普段の生活でよく使っている会社。私が商品を買えば、会社ももうかり、配当や株主優待も受けられる、というものです。
株の上がり下がりはあるけれど、私は株で遊んでいるのではなく、株に遊ばれて(遊んでもらって)います。
また、すぐ下落するかもしれません。でも、きっとゴロゴロ転がしながら、売りに売れず死ぬまで持っていることでしょう。
にほんブログ村ランキングに参加しています
にほんブログ村
人気ブログランキングにも参加しています
セミリタイアランキング
シニアライフランキング
節約・貯蓄ランキング
スポンサーサイト