マチュピチ いいね!のはずが、邦人230人帰国できない? リスク管理がなってない
- 2020/03/23
- 23:40
いまさらですが、高齢者の海外旅行、迷惑掛けっぱなし。
ただでさえ、若者現役世代は怒っています。
日本では人々に「自粛、自粛」と強要し、子供たちは「学校も閉鎖」。子供たちが公園に行けば、老人が怒る。。そうじゃないだろう、野放しの高齢者こそ、家に閉じこもっていろ、みたいな世論が、ネット上では闊歩しています。。
クルーズ船も風当たりが強いのですが、いまでは欧米の旅行帰国者の感染が報道される度に、
「なんで今の時期に旅行なんて」とWEB上の書き込みがやまもり。
さて、本日のニュース。
邦人230人、ペルーで足止め 新型コロナで空港封鎖
JIJI.COM 3/23(月) 17:52配信
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新型コロナウイルスの感染拡大によるペルー政府の空港封鎖措置を受け、観光で同国を訪れていた日本人約230人が出国できずにいることが23日、分かった。
外務省関係者が明らかにした。
ペルーでは17日から国境を閉鎖。邦人はホテルなどに待機を余儀なくされているという。日本政府は現地大使館を通じて情報提供などを行うとともに、今後の対応についてペルー側との調整を進めている。
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ペルーといえば、ナスカの地上絵、天空のマチュピチ遺跡。
今の季節、いい季節。冬場は旅費も安いし。
しかし、地球の裏側。普通は、日本からアメリカ経由でペルーのリマまで飛びます。12時間くらいのフライトを2回。元気なときでないといけません。
私はまだ行ったことありませんから、たまに、YOU TUBEなどで眺めています。
遠いのが欠点。
そして、今回のコロナ騒動。
230人といえば、ツアーでいえば、6チームくらい。各社いるんでしょか。
今行っている人たちは3月はじめに日本を発った人たちでしょう。
ツアー会社も、参加客も、リクス管理の概念なし。
南米は、コロナの流行も遅かった。
しかし、南米で最も多いブラジルなどは、3月2日時点で感染者数2人だったものが、今(3月23日)では日本を抜いて世界17位、感染者数1604人、死者25人となりました。
ペルーも、今では、感染者数363人、死者5人、となってしまいました。
ツアーの出発の時点では、気づかなかった?などは、言い訳でしかありません。
十分、予想できたこと。
一番の問題は、ペルーが国境を閉鎖、「空港を閉鎖」したこと。ペルーを飛び立つ便がなくなりました。
ペルーのホテルに缶詰ですね。
外国人なら、政府が許可すればチャーター機で脱出という手もあります。
ただ、日本に向かうわけにはいかない。乗り継ぎのため、いったんアメリカやメキシコの空港に行く必要があります。ヨーロッパ経由は論外。
アメリカやメキシコの空港は、いまは使えるようですが、時間が経つと難しくなるかも。
アメリカは今はVISAの発給を停止したりしましたが、それ以前に発行したものを持って乗り継ぎする(南米からアメリカの空港で乗り継ぎ、日本に向かう)には大丈夫のようです。
ニューヨークやカリフォルニアなどは外出禁止だし。空港やっているのかしらん?
さらに、米国から日本への航空便も「減便」しているし。
現地日本大使館の交渉次第。。。
ツアー客。こんな場合、チャーター機の代金、一人頭、数10万円かかったり。さらに、米国で新たな帰国便の費用も負担。。絶対、高いツアーです。中には、きっと「すばらしいハプニングを経験できた」などと喜んでいる人もいるかもしれませんが。
もし、会社員が休暇で参加していたら、長期欠勤でまずは首かも。
こんな時期には、暇人でないと行っちゃあいけません。
さらに、コロナにかかるリスクは高まるばかり。。。
帰国してから、撒き散らさないでくださいね。
と、国内で自宅引きこもり生活している高齢者は、ニュースを見守るのでした。
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